黒石温泉郷

「黒石温泉郷」のある黒石市は、十和田湖や八甲田山への玄関口にあたり、古くから湯治場として栄えてきたところで広範囲に温泉街が点在しています。
浅瀬石川沿いに長寿温泉、温湯温泉、落合温泉、板留温泉の4つの温泉地が点在し、山間部に離れた場所に青荷温泉、さらに奥まった平川市の温川温泉を黒石温泉郷と呼びます。

黒石温泉郷は400年以上もの歴史を持ち、古くから湯治湯として栄えてきました。各温泉には共同浴場が存在し(板留温泉の共同浴場は2004年に取り壊し)、温泉が生活に密接に関わっています。大きな温泉郷ではないので華やかな賑わいはありませんが、昔ながらの情緒あふれる雰囲気に浸ることができます。

「黒石温泉郷」のひとつ『落合温泉』は黒石の奥座敷とも言われ、湯治場的雰囲気が残る静かな温泉です。津軽伝承工芸館、こけし館などの施設や共同浴場、無料の「百人足湯」等があり、気軽にゆっくり疲れをいやすことができます。